ライとの電話から1ヶ月。

あれから何も電話はこないし、あたしからもしてない。

あたしは、まだもやもやしていた。

『はぁ…』

ライと電話したことは葉挫眞には言ってない…てか、言えない。
ライに逢って話せたら。

『どこにいるんだろ…』

あたしはベッドに横になって寝かけてた瞬間、携帯が鳴った。
葉挫眞からだ。

あたしはそう思い込んで着信にでた。

『もしもし、葉挫眞?』

何も反応がない。


おかしいな…