嫌…嫌だよ。


あたしは無理だってわかっていても無意識に足が動く。

『ライっ…ライー!』


何度呼んでもライは戻って来ない。


わかってる…わかってたよ。


あたしがライと離れる道を選んだ。


泣き言を言っても想いは届かない。

どんなに嘆いたとしてもまたあたしは1人で進み続けるだろう。