玄関に行くとライが待っていた。

かっこいいな…。


あたしがぼーっと見ていると、そんなあたしを見てライは笑った。


「渚、どうかしたか?」

『え?あー…いや、何でもない』

「じゃあ、行くかっ」

『うんっ』


あたしとライはただの幼なじみ。

あたしは心の中で何度もつぶやいた。