『ライ…』

「よぉ、渚」

そう言ってライはあたしに近づき頭を撫でた。

「身長伸びたなー。小5の時はこんぐらいちっさかったのにな」


ライは笑いながら言った。


あたしは、今にもこぼれ落ちそうな涙を我慢しライを見ていた。