お母さんはいつもより嬉しそう。

『お母さん、何かあるの?今日はー…お父さんの誕生日でもないし、お母さんのー…』


「違うわ。ほらっ!」

『え?』

あたしは状況がよめないままお母さんに手をひかれ、リビングへ向かった。