7時だ。

あたしは葉挫眞が起きないようにベッドから起き上がった。

「ん…」

葉挫眞が目を覚まし、あくびをした。


『おはよ。ごめん、起こしちゃった?』

「んー…いや、大丈夫」

葉挫眞はベッドから起き上がるとあたしの隣に座った。

『あのね、葉挫眞。お母さんからメールがあってこれから家に帰らなくちゃいけないの。ごめんね』

「いや、いいよ。送って行こうか?」

『うん。ありがとう』


そしてあたしは準備をし、葉挫眞の車で家に向かった。