その日は、すんごく嬉しくて上機嫌で帰った。
「たっだいまぁ〜。」
あたしは、家の扉を開けると女のものの靴があった。
「柊兄?誰か、お客さん来てんの?」
柊兄の、隣にいたのは可愛らしい女の人だった。
「もしかして・・・、柊兄の彼女さん?」
その、女の人の名前は星葵(せいら)さんっていうらしい。
19歳なんだって。
星葵ちゃんは、はなしやすくて、すぐ仲良くなった。
赤ちゃんは、いま5ヶ月なんだって。
星葵ちゃんは、前から分かってたらしいんだけど怖くて柊兄には、いえなかったんだって。
星葵ちゃんの、家には今日挨拶に行ったらしい。
だから、後はあたしのお父さんまちなんだって。