帰ったら、家が改築されていた。

照哉さんの部屋と、私が借りていた部屋の間の壁が取り払われて、広々としたワンルームになっていた。

照哉さんの両親と一緒に住みたい ─ そんな願いを、最高の形でかなえてもらえた。



結婚の挨拶状を出し終えた頃、妊娠に気づいた。

ハネムーン・ベイビー!

幸せの絶頂だった。