それからこの公園までどうやって来たのか、覚えていない─。

まだ視界はぼやけてる。
もぅ何も考えられなかった─。

暑いしマヂ厄日だょ…



ひとしきり泣いた後、なんだか眠気が襲ってきた。ベンチに被さる木陰も手伝って花音はベンチで眠った──。