「ンで…。こっちのが澪だ!ちょっと無愛想だがいい奴だよッ」


「―余計な事は言うな…


――…澪でいい…。」


どこか、冷たい雰囲気だが何故かそれでも憎めない人だと感じた。
何故だかは解らないが、澪の持つ雰囲気は冷たく柔らかい。


「よろしく、私も花音でいいから!」








「でさぁ、希沙羅?!何か用があって来たんじゃないの?」





「あっそうだったな!

まぁ、一つは二人の紹介で…


あと一つは…――。
女将がな、花音暇してるだろうから仕事が一段落就いたら行ってやれって!」



「そうなんだ!


私もなんか手伝える事ないかなって思ってさッ

部屋からでてみたんだけど…

私の為に来てくれてありがとね!」



希「いゃ、いいんだよ♪

どうせ行こうと思ってたんだからさ!」

桜「そうなんだよッ
仕事中も抜け出して行こうとしたんだから!」