「本当に花音はおもしれーなぁ…。雛鳥みたいな足踏みだな」




(―ヒドッひどいッ;)












「さぁ、そろそろ治ったか?歩けるか?!」

足の痺れも良くなってきた頃合いだった。



「はいッッ――…。」


「じゃあ行くかぁッッ―。」
そうして二人は河原から上がって宿屋に向けて歩き出そうとした…。