「――…ッ!!!」 驚きすぎて顔を思い切り上げた。 「ハハッ…俺の所な、宿屋やってんだよ!今なぁ、ちょうど人が辞めてなぁ…働いてくれる奴探してたんだよ!!寝る所だって宿屋だから腐る程空いてる部屋あるしな。住み込みでお前が帰れる日まで働けばいいしな―!! ―――…どうだ?!イイ話だと思うんだがなぁ?!」