いろいろ話してたら、いつの間にか6時半だった。

「じゃあ、俺帰るわ。雪也は??」

「先って行ってくれ。空に漫画返してもらう。」

「じゃ、俺も帰る。」

「そっか。俺、今日早めに帰って来いって言われてるから。じゃあなぁ。」

「あたしも、お父さんが今日休みだから帰るわぁ。」


「漫画。」

雪也が、あたしに手を突き出して言った。

「はぁい。」

あたしは、本棚にある事を確認して、取りに言った。


「お前さぁ。好きな人できた?」

「えっ??なんで、突然??」

「なんか、雰囲気で分かる。」

「う~~ん。。」

「まぁ、なんもないならいいけどな。」

「う…ん…」