「あっ、ボサ子じゃねぇ。」

後ろからした声に振り向くと、どっかが変わった雪也がいた。

「あれ??雪也、なんか変わった??」

「制服の着こなしが変わったとか?」

「あ~。それの事だと思う。」

「あっ、確かに。かっこよくなったじゃん。」

「まぢ?ならいいケド。」

「じゃあ学校行こう~」

「そだね~」

「俺、自転車だし~」

「え!?雪也、かばんのせろ~!!!」

「あたしも!」

「無理~。走れよ。ダイエットになんだろ。」

「しつれいな!!」