「じゃあさ・・・アレしよ?」

蒼達を指差して言った。

「そうだな」

「ずっとこの時待ってたよ。」

「待たせてすまなかったな、、」


そう言って、陸があたしの唇を塞いだ。


唇が離れると、陸があたしの手を握った。


「アイツに負けるワケにはいかねぇ。」

海の波の音を聞きながら、2人の時間を楽しんでいるであろう、蒼と空に向かって、陸が言った。


「ありがとね、陸」


「ん?何か言ったか?」

「ぅうん。なにも。行こ?」

「おぅ。」

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「柚子、ずっと一緒に居ような?」

「うん!!」