「ハジメ~~!!」

部活終了後、急いで門に向かった。


いっつもハジメが先に着いてるんだ。

ハジメが遅れた事は今まで一度もない。


門の少し行った所から手を振ってる。


「ごめ~ん!!」

「俺も今来たトコだから。」

「ありがとね。」

「いえいえ。」


それから、家への道を歩き出した。

と、その時。。。


「今日はさぁ、どっか行かねぇ?」

ハジメがそうきいてきた。

時間はあいてるから、OKと軽く返事をした。



この時早く帰っていれば、いまから起こる事は避けられたかもしれないのに。。。