♪~♪~♪~

鳴り響いたケータイを急いで開いた。

雪也からメール。

「柚子は、明日の学校は一緒に行かないから。だってよ」

そりゃそだよね。

あたしもちょっと気まずいのはゴメンだなぁ。

ここで、あえて理由は聞かないでおこう。

言ってくれるようになった時でいいや。


あたしだって、今平和な日々が送れてるワケじゃない。

大切な人だった蒼を失って、傷を負いながらも1からスタートしてる。

ここに来るまででも、大泣きだったのに…


そーいやあたし、蒼を好きになってから、泣いてばっかだよ…。