「陸!?」

あたしの声に反応した、陸がこっちを見て、階段を上がってきた。

「おっ、柚子じゃん。」

「あぁ。うん。」

なんか、汗かいてる陸かっこいい。

「何ソレ?」

あたしのコンビニの袋を指さしてる。

「これ、晩御飯。」

「柚子、そんな食うのか!?」

「ち、ちがっ。家族の分だよ~」

「びっくりしたぁ~。1人で食うのかと思った。」

「そんなワケないじゃん!!陸のバカ!!」

陸と喋ってるとココロが休まる。
あたし、陸のコトが好きなのかな??

「あっあたしに構わず練習していーよ。」

「いいよ。俺ももう帰ろうかって思ってたし。」

「あっ、そーなんだ。」

「自転車で来てるから、送ってやろーか??」