翌日、あたしは紗季を連れてアクセサリー屋さんにきていた。 「どれにするか決めてるの?」 「うーん、全然…」 「じゃあきめよ!」 「うん!」 あたし達はお店の中をグルグル回っている間に一つのアクセサリーに目が止まった。 「わ、可愛いかも。」 しかも隼輝に似合いそうなやつ。 あたしはそれに一目ぼれして買う事にした。