ここは日本の都内のどこかにあるちょっと変わった中高一貫校

そこに俺は今中等部の一期生として在籍している

俺の名前は[]
知り合いからは[]や[]等と呼ばれている

そんな俺は一応…極々普通の中学生でいた
………あの日までは………

―――――――――――――――――――今日は俺にとっては正直どうでも良いと思う日だった

浮かれている男の子がいたり別れを惜しんで泣いている女の子がちらほら見受けられる…

そう、今日は<卒業式>だ
6年間の学業・課程を終え今新たな一歩を歩もうとしている

それなのに…周りの人たちは両親が揃って参列する中俺の両親はいない

とまぁ~…そんな中で俺は何事も無く<卒業式>を終え疲れきった体は完全に自宅に向かっていた…