「仁君おはよっ!」 廊下を歩いていると、莉紅ちゃんと遭遇した。 「あ、おはよう莉紅ちゃん」 俺はいつもの王子様スマイルを向けて言った。 「仁君、今日も女の子にモテモテだったね」 莉紅ちゃんが俺を見て言った。 「まぁね…でも女の子に囲まれるのは疲れるよ」