あたしは、夢をみた。


それは、とても悲しくて残酷な夢だった。

だれが出てきたとかは、全く覚えてなく自然に涙を流していた。


起きたときには、枕がぐっしょり濡れており、頭もあまり痛くは無かった。

泣いたせいか、顔がべったりしていたので、お風呂に入ることにした。


「ママ〜、お風呂沸いてる?」

「あら、海波。熱は無いの?」


あたしは、「ないない。」っと、言ってお風呂場に向かった。


「あ゛、入浴剤入ってる・・・・。」


これは、昨日のままだな。

まぁ、いいや。

早く入ろっ!!