「今から来る」



「えぇ!?」



…それって…それって…大丈夫なんですか!?

だって…なんかごたごたなりそうだし…

えっと…だって…どう考えても

邪魔なのはあたしだし…



「あたし…部屋戻ってます…」


「いいよ。ここにいて」


「でも…」


「でもとかないから」



あたしがいても大丈夫なんでしょうか…?



「ピンポーンッ」



「お、きたきた」




5分くらいたってチャイムがなった



「あ、あたし…ッ」



「いいから…咲姫も来いよ」



翼さんの声には逆らえず…

黙って翼さんの後を歩いた



「ピンポーンッッ」




2回目のチャイムが鳴った



「うっせぇな…わかってんだよ…」



翼さんがドアをあけた…




…え



「…待ってたぞ、ユイ」