「…わかった?俺らこうゆう仲なんだよねー」
翼が満面の笑みで男たちをにらむ
「…お」
金髪と赤髪は固まってこっちを見ていた
「じゃあ今から家戻って続きするかぁ」
「…え」
「ごめんな、日常茶飯事なもんでこんな道路で
キスなんかしちまって したらな」
翼がそういい残し
あたしの手をにぎり、片手に袋を持ち
もときた道を戻った
「…あのッ翼ッ」
にぎられている手に力がはいっているのがわかった
「…あのッ…つ、翼…怒ってる…?」
ぐいぐいとにぎられていた手がゆるんで
翼は立ち止まった
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