「まあ、うちの面子が黙ってた事が幸いだな。」
清吾が一服しながら言った。
「まあな・・・だか、油断はできねぇ。真琴から目ぇ離すなよ。周りもだ」
俺は清吾と春に低い声で言った。
「当たり前だ。まあ、真琴は喧嘩だけは強いからな。そこはちょっと安心だぜ。」
春が言った事に引っ掛かった事があった。
ん?
・・・・・こいつ、いつから真琴を呼び捨てにするようになった?
いつも真琴ちゃんなのによ・・・・
こいつら、俺がいねー時になんかあったな・・・・
俺の心は嫉妬心でいっぱいになる。
真琴と春の間に何があったか気になって仕方ねえ・・・・・