清吾はもう6本目のビールを飲み干そうとしている。


「ねえ清吾、もうやめた方が・・・」


「んー?真琴ちゃあーん、俺の事心配してくれてるのかなあー?俺っちうれしいー」





・・・完璧酔ってやがるよ。



「もー、そんなにビール飲むからでしょ。水持って来るからまってな」


そう言って部屋を出た。



ガチャ
バタン



あたしは階段を降りて行く。



ガチャ
バタン



・・・ん?



あたしは幹部室のドアを見た。