「柳田ー、ちょっといいかー?」 担任が北斗を呼ぶ。 「あ、はい!」 北斗はさっきまでの顔色を変えて、急に優等生になった。 ボソッ 「また後でね、真琴」 北斗はあたしの耳元でそう呟き、担任のもとへ向かった。