「それより雫、次秋さんの授業だよ。」

「え~!もう?」



実はあたしと洋太は授業をサボって屋上に来てた。



いくら留年決定確実でも秋チャンの授業だけはサボれない。



ってか秋チャンの授業なら出席日数足りてるんだけどな。



悲しい現実だ。



「ほら行くぞ。」

「…おぅ…。」



気分更に下降した…。



それから秋チャンの授業ちゃんと受けた。



こうしてるとあたし真面目だな。



まぁ内容は全く頭に入らねぇけど…。



「あ、雫さん!!」

「どうした?」



慌てた様にして朱雀の幹部の1人が来た。