「ん!!そうだ。ちょっと待っててね。」

杏は何やら電話してる。佑一かな?


数分後。

勢いよくドアが開いた。
「真由!!!」

「え…。」

そこにはアタシの愛しい人。隼人がいた。

『ギュッ』

強く抱きしめられた。

「ごめんな。俺のせいだよな。」

隼人の腕には包帯が巻いてあった。
なんか変な胸騒ぎがするよ。
アタシ、もうダメな気がする。