少しして優が来た。

ものすごくドキドキした。
このときに私は
優が好きなんだ、と自覚した。

優「よっ。どこ行く?」

私「このへんよくわかんない」

優「腹は?」

私「んー実はあんまり(笑)」

優「俺も(笑)」

適当に歩いていたけど
この辺を歩いてて
他のお客さんに見られたら
やばい…
と、言って路地に入った。

優「じゃあさー寝に行かない?」

私「寝に?」

優「なんもしないから」

私「う〜ん…」

優「眠いし、寝ようよ」

私「…いいよ」

私たちは近くの
ラブホテルに入った。