隼人君はあたしを見ると一生懸命涙を拭いた。



「隼人君…どうしたの?」



「泣いてねぇーよ!さっさっとどっかいけ!」




そう言うと隼人君はまた泣き始めた。



「俺のせいで…こんな事になったんだ。」


あたしは隼人君の隣に座った。



「隼人君。彩はこんなに隼人君のために頑張ってるんだよ?だからあまり迷惑かけないようにしな。」



「ああ…」




「さ、彩起きたから会いに行きな。」



あたし達は病室に入っていった。