次の日あたしたちはお見舞いに行った。



あたしは会うのがすごく申し訳なかった。



みんな隼人君の病室のに入っていく中あたしは立ち止まった。




「千里、どうしたの?」




春香が言った。




「なんか…すごい恨んでんのかなぁって…隼人君…。」




「そんなこと言ってないで入るよ千里。」



「ちょっ、春香。」




あたしは春香に手を引かれる。




目の前には包帯だらけの隼人君。




「隼人君…あの…ごめん…ね。」

あたしは重い口を開いた。