「ほんとにありがとね二人とも。
なんだかあたし勇気もらっちゃった。
今日あたしから隼人に言ってみるよ。」




彩の目はきらきらしていた。




「頑張って。またなんかあったら相談してね。」




「うん、ありがと。」




「もう帰ろっか?ね、彩、千里。」



春香が立ち上がった。




「帰りましょ。」