「あのさ………隼人はさ……彼女いる……?」




「い、いないよ……。」




「もう……わかるでしょ?」




「な、なにが?」












「好きなの………隼人……。」




「………。」













照れながら告白した由香の気持ちは前から気づいていた。
でも恥ずかしくて気づかない不利をした。
だから今日すごく公園に行くまですごくドキドキした。




「出会った頃は中学生って思えないほど荒れてて怖かった。」




「あんときは調子乗ってたな〜。
中2病ってやつ?(笑)」




二人は笑いながら話す。




「でも最近隼人は変わったなって思う。
優しくて、面白くって、かっこよくて………。」




「……………、」




「隼人のことがもっと知りたいの………だから……、付き合って………ほしいの………」




「由香………」




「隼人は………、あたしの事どう思う?」




目を合わせるのが恥ずかしいのか、下を向いて言った。








「由香…………………。」












もう答えは決まっている………。