「え、村上？」


隼人君はすごく驚いてたけどどうでもよかった



「あんたのために彩と春香が言ってんでしょ！
それを何よ、なんだよみんなして俺をいじめてだぁ～？
人なめんのもいい加減にしなさいよ！」


あたしは隼人君に怒鳴り散らした。



「ち、千里？どした？」


彩と春香は唖然としてた。


唖然としてたのは彩と春香だけじゃない。



「む、村上？お前、いきなりどうした？イメチェン？」


「んなわけないでしょうが！ど変態！」


「ど、ど変態って……。」


「そうでしょうが！何とか言いなさいよ！」



あたしは隼人君を胸ぐらをつかんだまま揺らした。


「ぐえ、や、やめろ～。」


「ち、千里、落ち着いて。」



彩と春香はあたしを止めた。