「なんでもねぇよ…。行くぞ…。」



「……。おう…。」






二人は真っ暗な夏の暗闇の中歩いていく。












「じゃあさおわびとして、ケーキ買ってくれよ!」



隼人が千里に言った。



「え、隼人君不良の癖にケーキ好きなの?ぷはははは!」



千里は思わず吹き出してしまった。



「何がおかしいんだよ!関係ねぇだろ!」



「はいはいお子ちゃまでちゅね~
買ってきてあげまちゅよ、隼人ちゃん。」



「おい!てめー!なめやがって!」