「村上……じゃあ…」



隼人はあばらを押さえながら千里に近づく。



「ああ…あたし…犯されちゃうんだ…。」



千里がそう心の中でつぶやくと、おでこに痛みが走った。



「い、痛った!!」



隼人は千里のおでこにデコピンをしたのだ。



「ば、ばっかじゃねぇーの?冗談だよ冗談!
エッチぐらいホントに好きな人とやれ!ドアホ!」



「え…え…」



「あ、それとも村上、欲求不満?
ああそうかそうか!それならやってあげてもいいけど?」



千里は一瞬にして顔が真っ赤になる。



「もぉー!バカバカバカ!隼人君の馬鹿!!」



千里は隼人の頭を叩きまくる。