「もしもし!隼人今どこ!?」



彩は声を張り上げて言う。



「ね、姉ちゃんか…。みんなも…居るか…?」



「うん…、居るよ。」



「わりぃな…俺……。」



「どうしたの?隼人!なにか言ってよ!」



「わりぃ……。俺……死ぬ…かも…。」



「え、なんで…?隼人!!」

「嘘だろ…」


あたしたちはただ呆然とした。


「レイプ集団の反感くらってよ…、
殺される……か…も…。」



「隼人………わけわかんないよ…。」



すると聞き覚えのない男が電話に出た。