「隼人君。何でそこまでして千里ちゃんを?」



「俺はいつも喧嘩、万引き、タバコ、窃盗をしたりして姉ちゃんにすごい迷惑かけた…。だけどよ、
あいつは中途半端だった俺を変えてくれたんだよ!!
俺、あいつに出会ってなかったら…、
俺……、一生中途半端なままだった!。
だから俺はあいつをお前なんかにわたさねぇ!
殺したいなら殺せよ!
そしたらもう絶対村上に手出すんじゃねぇ!!」




隼人は思いっきり叫んだ。




「…。殺すぞ!おい、やっちまえ!」



男達は鉄パイプを持ちながら隼人のほうに近づく。



「おい!最後に、姉ちゃん達と話させてくれ!」



「…。しかたねぇ。おい、携帯!」



手が縛られ不自由な隼人は、携帯を耳に当ててもらう。