「……。ん……ここは…。」



「やっとお目覚めですか!石川隼人!」



隼人は倉庫でイスにひもで縛られて身動きがとれない。



「お、おい!ここは!」



「俺達のアジトですよ~!」



「てめぇら、何のようだよ!」



「決まってるでしょ?邪魔してくれたお礼ですよ。」



男達が鉄パイプを持ちながら隼人を囲む。



「…。は、ハハハ!馬鹿じゃねぇの!てめぇらが村上のこと襲おうしようとしてたんじゃねぇかよ!
一人じゃやれねぇから、卑怯な手を使ってヤろうとしようとしてたんじゃねぇかよ!卑怯もの!」



「てめぇ!だまれ!」



男達は一斉に隼人のことを殴る。


「ガハ、ゴホ!」


「生意気な口聞いてくれますねぇ!
ホントに殺されたいんですか?
別にかまわないですよ?」