次の日…


健太と直人はアルバイトをしていた。
休憩時間になり、健太が直人の隣に座る。



「なぁ、直人。」



「ん?何。」



「お前さ、マジで千里のこと好きなのか?」



「な、なんだよいきなり~。」



「いや…なんとなく。」



「…マジだよ。本気で千里のこと好きだよ。
小学校からずっと千里のこと見てたけどさ、
あいつ日に日にすごいかわいくなってさ…。
昔からすごい優しくて、かわいくて、
いつも笑顔でいてくれる…。
もう決めたんだよ…。今年中に告白する。」



「直人…。で、でも。」



「でも何?」



「な、何でもねぇ。」



「健太は好きな人いんの?」