「…直人…別に焦んなくていいぞ?」



健太のようすがおかしい。



「あれ、どうしたの健太?らしくないじゃん。」



いつもなら、「早く告白しろよ」って言うはずなのに、
今日はなんか消極的だ。



「べ、別に!」



健太がそういうと千里が帰ってきた。



「ごめーん、遅くなった。帰ろっか?」



みんなはうなずくと5人はすぐさま校門をでた。