「おい、もう寝るぞ。」



隼人君はそういうと電気を消した。



真っ暗な部屋…



あたしは布団に入りながら言った。



「ねぇ、隼人君…」



「な、な、なんだよ?」



隼人はさっきの妄想を思い出してドキドキしていた。



「これからも仲良くしてこうね…」



「なんだよ、いきなり…。」



「あたしね、最初隼人君の事すごく嫌いだったの。
でもね、だんだんこうやってさ仲良くなってきてさ、あたし嬉しいんだ…。
しかも隼人君はあたしが襲われそうになったときさ、命がけで守ってくれたよね…。
あのときはホントにありがとね…。」



あたしは照れながら言った。



「…命がけで守ったからよ…や、やらしてくれよ。」