私の心の中は暗かった。 

『じゃあ、いつものとこに朝礼前。』

それだけ伝えると、ドアを開けて反対側の助手席のドアを開けてくれた。 

私は降りて、漣とバイバイと手を振った。 

複雑すぎて………何故かいつもの俺様の方が良いなと思う。 


こんな事、思うなんて………私のばか。漣のばか。 

なんか混乱してばっかり。 

私……。これって………………独占欲…………なのかな? 

多分、今の私は只の重い女。 

だけど、自分を大人な感じにしたら………胸張って漣の彼女だと言えるかもしれない!