「ふ〜ん。」

裕佳さん、ニヤニヤしながら言わないで、いただきたいわ。






喋っている間に、全競技が終わってしまった。 


結果は、私達の優勝!! 

凄い嬉しくて、裕佳に飛び付いたら………  


「ちょっ………重い、離れなさい。………さっさと離れなさい。」

こここここ怖っ! 
それでも私は

「嫌だ〜。」

「ウザイっす〜、重いっす〜。君の体重は」
裕佳がそこまで言うと、私は即座に降りた。 

そして、覆い被せるように 
「ごめんなさい!」

と私は謝った。 



我ながらに勇敢だと思う!! 

裕佳にここまで張り合ったんだからね!! 

もう、本当にナポレオン並みに頑張った〜!!