私は終わった後、もう倒れこんでいた。
『なにか、忘れてないか?』
不意に倒れこんだ私を、真っ直ぐに見ながら言う。

「な"………………に"………を"……?」
呼吸がまだ整えられてなく下を向きながら、かすれながらも必死に言う。


『お前もまだまだ、お子ちゃまだな〜。あんな事で息が上がってるなんて。確か、俺様が莉緒の借り物…………だったとか?行かなきゃヤバいんじゃないの?』
フッと笑いながら言う漣

「行く"……に"…し"て"………も"ヘトっ………ヘトで………」