――― さぁ、やって来ました。 いよいよ、私の出番です。 プププププレッシャーあああああがぁぁぁぁぁ〜。 〝では、最後のレース。よーい始め!〟 今までにないくらいに、大きく聞こえた銃声。 真っ直ぐ直線に走る。 そこに見えるのは、木の机の上に封筒が置いてある。 それを開けると………