落ち着いた私を蓮が、静かな部屋で甘い声を響かせる。

『莉緒………。泣き顔は、俺様の前だけにしろよ。この甘い涙を拭わせるのも、何もかも。』

「わかってる。私は貴方にしかついてかない!私、お願いがあるの。」