絵美は 
「漣先生、照れないで言えばいいのに〜。」
と、言う。 


どうやら、言葉が………いや日本語が通じないらしい。


『あぁ、もう行くぞ。』
呆れ果てた笑み…………カッコいい………。 


絵美は、漣の腕にしがみついていた。 
なんか、ムカつく。苛々の衝動にかられる。 

「いやぁ〜、先生。優等生な佐伯さんが睨んでくる〜。怖〜い。」甘い声で漣の腕によりしがみつく。
嘘つけ!アンポンタン!ボケなす!  なんとなく、心の中で毒づいた。