「子供ですか。(呆)僕は、五條 茶弥(ゴシ"ョウ サヤ)です。宜しくお願いします。僕、貴方には茶弥って呼んでほしい。」
見かけは、可愛いのに口調は大人だなぁ〜。
漣と正反対なんだ。
運転しながら説明する茶弥。
私も自己紹介をする。
「ねぇ、莉緒って呼んで良い?」
「はい!」
少しドキッとする。ギャップがあるからだよね。
『俺様を忘れるな!』
「あの〜、聞いてみたい事があるの。」
もしかして、漣ってお坊ちゃんなのかな…………?
だって、この車………広い!! 漣は、なんかゴロゴロしてるし
凄い安定した運転だな………。